猫の変わった声はクラッキング?何もないところでもやるのはなぜ?

猫との暮らし

猫の「クラッキング」という行動をご存知ですか?

通常、猫は「ニャー」と鳴きますが、それとは別に「カカカ…」というような独特の声を出すことがあります。

その鳴き声をクラッキングと呼ぶのです。
うちの猫もたまにやっていますが、一番最初に猫を飼った時は「何て声を出してるんだ」とびっくりしました。

今回は、そんな謎に包まれたクラッキングについてお話しします。

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そもそも猫のクラッキングとは

先ほどもご説明した通り、クラッキングとは「カカカ…」というような短い鳴き声を繰り返す行動です。

海外では、チャタリングなどと呼ばれてるようですね。

狩猟本能が刺激されている時にこのような鳴き声を出すと考えられており、クラッキングをしている時の猫は興奮状態にあるといわれます。

ちなみに、私の家の猫は、よく窓の外を見ながらこのような鳴き声を出しています。

窓の外に何があるんだろう?と思ってカーテンを開けてみると、近くの電線にスズメが止まっていることが多いです。

野良猫はスズメなどの小動物を狩って生活していますから、家の中で暮らしている猫にも、その本能があるのでしょう。

猫のクラッキングの理由は?

それでは、猫はなぜ狩りをする時に「カカカ…」と鳴くのか。

実は、その理由はまだ解明していないそうです。

「カカカ…」という音で獲物を引き付ける作戦なのかなと私は勝手に思っていますが、どうなんでしょう。

狩りをする時のほか、挨拶とか相槌のような意味もあるというような説もあるみたいですが、結局のところ本当の理由は分かりません。

もし猫語が分かれば、うちの猫に「なんでカカカ…って鳴くの?」と聞いてみたいところです。

クラッキングをしない猫もいる

それと、猫ならどの個体もそうかというと、実はそうとも限らないそうです。

クラッキングをほとんど、あるいは全くしない猫もいるようで、そのあたりは性格の違いによるものでしょう。

また、クラッキングの時の声も、個体によって微妙に違うみたいですね。

もちろん、頻繁に「カカカ…」とクラッキングしてくる猫もいます。

私の友人が飼っている猫は、窓の外の小動物だけでなく、おもちゃや友人の手に対してもクラッキングをしていました。

友人いわく、「いつもこんな感じだよ」とのこと。

そんな彼は、猫にしょっちゅう飛びつかれて甘噛みされているのだとか。

飼い猫と良いコミュニケーションを取れていて羨ましい反面、毎日のように狩りの獲物扱いされていて大変だな…とも思いました。

何もないところにクラッキングをすることもある?

ところで、あなたの猫は何もないところに「カカカ…」と鳴くことはありますか?

うちの猫は、ごく稀にですが、何もない天井を凝視していたかと思うと「カカカ…」と言い始めることがあります。

SNSを見てみると、同じような経験をしたことのある方もそこそこいるようで、「心霊現象?」などと書かれていました。

私は心霊現象はあまり信じませんが、猫のクラッキングはそもそも理由が解明されていないので、何もないところに向かってジーっと見たり、クラッキングすることももしかしたら猫なりの意図があるのかな?とも思います。

うちの猫もよく何もないのに、ジーっと見つめていることがあるので、少し不気味に感じる気持ちは分かります。

クラッキングのこれからの研究に期待

というわけで、多くの猫が「カカカ…」とクラッキング行動を見せるのも、実はまだ分からないことが多いという話でした。

私は猫が好きなので、研究が進んで、猫の心理がもっと明らかになったら面白いなと思っています。

これからの研究に期待ですね。

猫に関係するメディアなど、注意深く見ていくつもりです。

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