猫を飼っていて、じっとこちらを見つめられたような経験はありませんか?
そういう時の猫は大抵何か言いたげですが、何を伝えようとしているのか分からないという飼い主さんも多いはずです。
そこで、こちらを見つめてくる時の飼い猫の心理や、野良猫の場合の対応方法ついて解説します。
猫がこちらを見つめてくる時はどんな気持ち?
猫が飼い主を見つめる時の感情は、大きく分けて4つです。
それぞれ解説していくので、参考にしてみてください。
要求している
猫が見つめてくる理由としてまず考えられるのは、何かを要求しているからです。
例えば遊んでほしいとか、おやつをもっと食べたいという要求がそれにあたるでしょう。
猫と気持ちの通じ合った飼い主さんの場合、目を見れば何を要求されているかまで分かるという話も聞きます。
実際に私の猫も目で訴えてきますが、よく観察していると何を伝えたいのかわかってきますね。
普通はそこまで理解するのは難しいにしろ、猫に見つめられたら何かしらのおねだりだと考えておくといいかもしれません。
不満がある
次に、不満がある時もこちらをじっと見つめてきたりします。
例えばご飯が足りなかった時、十分に構ってあげられなかった時…猫にジトッとした目で見られたことはありませんか?
それは不満を伝える視線なのだそうです。
きっと、何となく表情で察する方も多いでしょう。
他にも、トイレをしっかり掃除してあげなかった時などにこのような目で見てくることがあるようです。
猫に見つめられて、思い当たる原因がある時は、不満を解消してあげるようにしましょう。
嫉妬している
不満とも少し似ていますが、猫によってはじっと人間を見つめることで嫉妬の気持ちを表したりすることもあります。
特に、小さい頃から飼われていた猫は飼い主さんのことが大好きです。
甘えたい気持ちのあまり、他の家族やペットに嫉妬してしまうことがあるのです。
もちろん猫だけに構っているわけにはいかない方も多いと思いますが、あまり嫉妬するようならその気持ちをちゃんと解消してあげるようにしましょう。
関心がある
最後に、人間のしていることに関心を持って見つめてくる猫もいます。
掃除や料理をしているときに、足元から見上げられたような経験はありませんか?
それは「何をやっているんだろう?」と興味があるからなんですね。
このような場合は下手に構わず、好きなだけ飼い主さんの姿を見せてあげるのがいいでしょう。
野良猫が見つめてくるのはなぜ?
道を歩いているときに野良猫に出会うと、じっと見つめられることがあります。
しかしそれは飼い猫の視線とは違い、警戒心を表していることも多いようです。
常に危険と隣り合わせの野良猫は、自分の敵がいないか神経をとがらせています。
無闇に怖がらせないためにも、こちらから野良猫を見つめ返すのはやめておきましょう。
猫に見つめられないのはむしろ信頼の証
人間は、相手に好意を伝えるためにじっと見つめたりしますよね。
しかし猫は真逆で、見つめすぎるとそれは威嚇を意味します。
ですから「猫が視線を合わせてくれない…」と悩む必要はなく、信頼してもらえているんだなと解釈しましょう。
猫はツンデレなペットだといわれますが、このような習性も関係しているのかもしれませんね。
猫に見つめられたら気持ちを察してみて
猫が人間を見つめてくる時は、何かしらの意味があります。
特に要求や不満がある場合は、それに応えてあげることが大事です。
また、猫に見つめられたからといって、じっと見つめ返すのはやめておきましょう。
あまり見つめすぎると「これから喧嘩をするぞ」という合図になってしまいます。
飼い猫の場合は、そうなる前に視線を外すと思いますが、基本的に猫と目が合わないのは信頼の証だと思って、これからも大切に愛情を注いであげましょう。
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